ガネーシャ神のお話
世界中で人気のある象の頭をもつユニークな姿をした神様です。
名前をガネーシャ神と言います。
ガネーシャ神は、象の頭をしています。
神話において、象は、献身、忍耐、真理を象徴しています。
そして、象は、その知性の高さで知られる生き物です。
ガネーシャ神は、主ブラフマンの化身であり、人々の霊的成長に欠かせない神通力を持ち合わせています。
全身はオームカーラ、すなわちプラナヴァ(原初音)と呼ばれるオームの音を表しています。
象は、サンスクリット語の「オーム」を体現する唯一の生き物といわれておりますが、ガネーシャ神の頭が象になったのは、そのような意味から必然だったのでしょう。
仕事、勉強、旅行など、物事をはじめる前には、除災厄除を願って最初にガネーシャ神への礼拝が行われます。
ガネーシャ神は、エーカダンタ(一本牙)としても知られています。
なぜなら、ガネーシャ神の牙は、片方が折れているからです。
パドマ・プラーナによると、ある日、ガネーシャ神の父親であるシヴァ神が眠っているとき、パラシュラーマという神がやってきました。
けれども、ガネーシャ神は、父親の眠りが阻害されることを嫌い、パラシュラーマを中に入れることを拒みました。
そして、パラシュラーマが、無理矢理に、中に入ろうとしたとき、争いが起きてしまいました。
その競り合い中で、パラシュラーマは、斧をガネーシャ神に投げつけました。
ところが、ガネーシャ神は、その斧がシヴァ神から与えられたものであることを認識して、父であるシヴァ神に対する敬意から、あえてその武器を避けることをしませんでした。
そして、その打撃を片方の牙に受けてしまった結果、その牙が折れてしまったのです。
この神話から、折れたガネーシャ神の牙は、ガネーシャ神の純粋な帰依の心を象徴していると言われています。
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